バトル・ロワイヤルⅡは進み方を間違えた。

すべてのオトナに、宣戦布告。

という強烈なインパクトを残すキャッチコピー

これはバトル・ロワイヤルⅡ・鎮魂歌[レクイエム]という映画に使用されました。

有名な作品ですが一応説明を

これは深作欣二監督の「バトル・ロワイヤル」の続編として製作されました。が深作欣二監督は製作発表の段階でガンであることを明かし「この闘いで生涯を終えようとも、一片の悔いもない。」というメッセージを残し製作中に惜しくも亡くなってしまいました。

意思は息子の深作健太監督が受け継ぎました。

 

僕は「バトル・ロワイヤル」という映画は予想の遥か上を行く面白さを感じました。

一人一人のキャラクター性や、1つの言葉でバトル・ロワイヤルの物語が生まれて行ったり、監督のメッセージ性が観ているうちに刷り込まれて、悲しい気持ちと忘れてはいけない歴史を教えてもらいました。

本当に名作です。

が、この続編のⅡは・・・作るべきではないと思いました・・・。

はっきり駄作です。何も超えれず新しいことはなかったです。

今回はその理由を書いていきます。

 

今日はちょっとみんなに戦争をしてもらいます

というのは今作バトル・ロワイヤルⅡのゲームです。

今度は戦争だ! 

という言葉も予告編に出てきており、前作とはゲームが全く違うものとなっています。

続編としてはスケールをより大きくしようとしているのはわかりますが、その相手がまさかの七原。

なんで!?って思いましたね。彼らはBR法国家に立ち向かうテロリストとなっており、今回のゲームに参加させられた生徒は七原の率いる軍団と戦争をしろ。というのです。

いやなんで・・・ってなりますよね。

そしてラストにはオトナ、コドモどちらとも何と戦っているのか、何のための戦争なのかわけわからないです。脚本が雑すぎると感じます。

コドモvsテロリストがコドモ&テロリストvsオトナとなってしまいます。

なんで!?!?!?!?

説明ができないくらい意味が分からないです。この設定が基本的につまらない。

 

アクションとカメラ

戦争ということもあって島への上陸から始まります。

上陸する前にスナイパーとかでバンバン撃たれていくんですね。あ、説明し忘れた。

ルールがクソ

今回は2人組となっていて1人が死ぬともう一人も首輪が爆破されて死にます。

どんどんどんどん人数が消えていく中で、前作はキャラクターとして成り立っている人が多く「あ、消えちゃった・・・。」と観ている側も悲しくなることがありますが、今作はキャラクターとして薄い人間が集まっているため消えても何とも思えないんです。命の重さが分からない。それも前作の倍以上のスピードで死んでいってしまうのに・・・。

アクションとカメラ 

はい。戻ります。

何とか上陸できた数名も地へと足を踏み入れ戦場へ投げ出されるわけですが、ドーン!と割と派手なアクションがいくつか存在します。

爆破や銃撃戦・・・しかしよく見るとなかなかチープ。そこまではいいのですがごまかすようにカメラがブレてブレて何を映したいかよくわからない上に飽きる。

ほとんど画面があらぶっています。人によっては酔うと思います。

まとめ

中学生が銃を持って人を撃っている。というのは考えにくいものですが歴史上には存在しています。深作欣二監督はこれを基盤に「バトル・ロワイヤル」という映画を作ったのだと思います。

しかし「バトル・ロワイヤルⅡ」はそのメッセージをより大胆にみせてしまい、大切な部分が薄くなり人間ドラマも前作より安っぽい。命の重みや一人一人の個性はどこにいったのか。

コドモを継続的に主役に置き、注目し続けた結果オトナの考えがよくわからないままだ。