フェイス/オフ・入れ替えられた自分。

今回はジョン・ウー監督のハリウッド作品のフェイス/オフについての感想・レビューをしてきます。

フェイス/オフ

監督・ジョン・ウー

脚本・マイク・ワープ

  ・マイケル・コリアリー

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この映画は素晴らしかった!

次々と起こる展開が刺激的で期待に応えてくれる映画だった。

 

まず設定がとんでもないのだが...。

刑事とテロリストの顔が入れ替わっちゃいます。

君の名は。のようにはすまないされない展開ですね。

 

入れ替えられた2人

主人公の刑事、ショーン・アーチャーは6年前に遊園地で息子マイケルと遊んでいたところテロリストのキャスター・トロイに狙撃され、自分の命は助かったが息子は銃弾に倒れてしまう・・・。それからアーチャーはトロイを捕まえようとする。

というのがフェイス/オフの重要な人間関係と設定です。

 

6年後、アーチャーはトロイを追い詰めおなじみのメキシカン・スタンドオフを発動。

見事トロイの逮捕に成功したのでした...。

しかしトロイはまだ爆弾を仕掛けていた。

アーチャーはその事実を知るとトロイに負けないように捜査を進める。がトロイは昏睡状態でありトロイの仲間から聞き出すが手に入った情報は日付のみ。

そこでトロイを知り尽くしたアーチャーが顔の皮を移植し、トロイになりすまし、監獄で情報を手に入れようとする極秘ミッションを勧められる。

極秘ミッションということで家族にも仲間にも事実を伝えることができない、実質騙すことに罪の意識や精神的な苦痛などを受けるが覚悟を決め、ミッションに移ることに・・・。

 

移植した直後は自分の顔が憎いトロイになっていることで精神的に崩れる。

しかし強い意志でトロイになりすましたアーチャーは監獄で情報を手に入れることに成功。

「よし!やった!」と言わんばかりの自信満々の顔で面会を求めるが、そこに現れたのはアーチャーの顔をしたトロイだった。

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絶望感が異常...。

アーチャーは爆弾の設置されている場所を知り、ミッションを終えたと思ったら・・・面会で自分の顔をした奴がでてくるんですよ!?

この絶望感はすさまじかった。

自分は一生監獄で相手は刑事。もう君の名は。ではすまされないこの状況。(二回目

しかし

ここから俳優たちの演技が素晴らしかった!

刑事のジョン・トラボルタとテロリストのニコラス・ケイジ

彼らは善と悪の演技をチェンジするわけです。

冒頭で正義感強い刑事を演じたジョン・トラボルタが顔交換後、冒頭ではテロリストのクソ野郎ニコラス・ケイジの演技と全く一緒なんです!

これはニコラス・ケイジも一緒!正義感強い顔つきに変わりました

つまり彼らの演技も交換されたのです!

思わず声で出ました「演技うま・・・」

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そしてジョン・ウー監督の特徴がよく見える映画でもあります。

香港時代でおなじみだった演出やメッセージ性がハリウッド作品のフェイス/オフでもよく出ています。

教会で鳩が飛んで銃撃戦になる演出。鳩は銃撃戦の前によく登場します。これを使った代表的な作品は「狼/男たちの挽歌・最終章」ですね。(挽歌とは何の関係もない作品)

もちろん銃撃戦は二丁拳銃。

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それからメキシカン・スタンドオフ。銃を向けあう演出ですね。

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さらに家族愛。

アーチャーは親子愛、トロイは兄弟愛ですね。

さて終わりも近づいてきたのですが、この映画のテーマは自分自身の証明というものらしいです。

顔が入れ替わった後、アーチャーが鏡に写るトロイの顔を見て自分を見失わないようにしているシーンが印象的でした。

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こういったアクション以外でも愛のある映画でとても素晴らしい映画です。

 

filmarks.com

あとこの映画を観終わってから知ったのですがニコラス・ケイジってコッポラファミリーなんですね。

叔父に映画監督のフランシス・フォード・コッポラだそうです。

映画一族なんですね!では!