不規則・ダミアンのブログ

毎日の日記、誰かの些細な救いになれば。

深夜の地下鉄、ミッドナイト・ミート・トレイン

ミッドナイト・ミート・トレイン (字幕版)

監督・北村龍平

原作・クライヴ・バーカー

 

あらすじ

眠らない街で夜な夜な目を覚まし写真を撮るレオンはある夜、チンピラに絡まれた女性を助ける。

翌朝、助けた女性が行方不明になったことを知ったレオンは昨晩撮った写真を見返し、手掛かりを探す。そこには見かけたことのある怪しい男の姿が写っていた。

レオンは警察に助けを求めても信じてもらえないため、一人で男の正体を突き止めようと男の働く食肉工場までにも足を踏み入れる。そしてレオンの追いかける男、マホガニーこそが地下鉄の行方不明事件にかかわる重要な人物であった。

肉の吊り下がった列車

冒頭から血みどろ、からの 吊革に手を置く人間が死体にすり替わっていたら、と常人では届きそうにない設定を考え付き、映像化するとは恐ろしい。ミストを生み出したキングとダラボンのタッグと似た雰囲気を感じました。が、脚本の点で少し意見の違いが生まれいたそうです。ともかくグロの演出はかなり凝っています。観ていて思わず声を出してしまうほど痛々しい。何せ武器が肉ハンマー。珍しい。

 

急速な物語こそ列車

レオンがマホガニーを見つけ、地下鉄連続殺人事件の全貌が明らかになったあたりから物語の動きが急速に動き出し、現実からかけ離れていき幻想に到着する。そこは列車に乗っているような臨場感があります。

 

感想

ミッドナイト・ミート・トレインはあらゆるジャンルが結合した熱い映画でした。今まで観た映画の中でもかなりの熱を感じましたし、特にアクションの力が凄かった。

評価の別れどころは、やはり現実から幻想へと走っていく物語について来れるかどうか、というところかもしれません。原作はヘル・レイザーを生み出したクライヴ・バーカーです。現実的なホラーよりも幻想的なファンタジーを生み出す作家ですから、原作をチェックしてから鑑賞すると100%楽しむことができるはずです。

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