不規則・ダミアンのブログ

毎日の日記、誰かの些細な救いになれば。

おすすめギャング映画、5選

ギャング映画ほど熱くなれる映画を私はマイケル・ベイ監督作品以外知りません。

派手な爆発、もちろんあります。銃撃戦も、もちろん。しかしギャング映画一番の見所は男と男が酒とタバコを挟んで向かい合い、対談するシーンでしょう。ただ、これをカッコいいと理解するには映画の全体像を捉えておかないといけません。今日は話のややこしいギャング映画から簡潔でシンプルなものを紹介していきます。

 

上から順にやさしい作品です。

 

 

 

1.ミラーズ・クロッシング

コーエン兄弟の作品。

硬派なギャングもので、コーエン兄弟お馴染みのコメディ色は控えめ。

イタリア系ギャングとアイルランド系ギャング、二つの勢力争いを描くミラーズ・クロッシングは淡白な物語ながらも重厚な男たちの冷徹な仁義を痛感する内容で、主演のガブリエル・バーンの渋さは一流。上映時間も二時間とギャング映画の中では丁度いい。

加えて独特なカットが多く、特に冒頭のカツラに注目。

パッケージは白色で雪のように感じるかもしれませんが、驚くことに一切関係ありません。

 

2.アンタッチャブル

デ・パルマ監督、ケビン ・コスナー 主演、エリオット・ネスがアル・カポネを逮捕するまでを迫るギャング映画。

スタイリッシュな映像表現は思わずうっとりとしてしまうほどカッコよく、特に有名な階段での銃撃戦は目が離せない。

時代背景も禁酒法と古いアメリカの世界観だが、80年代のアメリカの良さも残しつつ完璧に再現している。こちらも上映時間は二時間ほど。

デニーロの演技や若きケビン・コスナー、そして渋いショーン・コネリーなど見どころは満載。

アメリカのギャング映画とはこれだ!

 

 

3.スカーフェイス

「暗黒街の顔役」をデ・パルマ監督がリメイク。残酷非道なマフィア、トニー・モンタナが暗黒街を乗っ取ろうと企む!

アルパチーノ演じるトニー・モンタナがチンピラからボスに成り上がり、その行く末を描いたスカーフェイスは危うい匂い満載の約三時間みっちり、濃密なギャング映画。

物語自体を追っていくと単調で飽き飽きしてしまう方もいると思います。しかし、この映画の深いところはテーマです。別にギャングの身分が最後にひっくり返るのはよくある設定なのですが、スカーフェイスはその過程をしっかりと描いています。いかに身分の逆転、革命が危険なのかを訴えているように......。

見方は人それぞれですが、かなり深い映画であることは間違いないです。

HIPHOPが好きな方には特におすすめの一作です。

 

 

4.ゴッドファーザー 

ギャング映画の金字塔。間違いない映画です。

コッポラ監督のゴッドファーザーはまさにギャングそのものを描いた作品で、裏切りに仁義、銃撃戦、口論、そして家族愛。すべてが詰まった究極の映画ともいえます。

全三作のゴッドファーザーですが、一作目は物語自体も難しいものではなく、ただ上映時間は三時間ほど。ですが、これは絶対に飽きない。バランスがとてもいいです。最後まで観ればきっと、お気に入りのシーンが見つかるはずです。

 

 

5.ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

セルジオ・レオーネ監督のこの映画はエクステンデッド版が4時間を超える怪物ですが、最高の映画です。忘れられなくなります。

この4時間の中では巨大な結社を築いた男たちが最後、どのようにして人生の決着をつけるのか、そこまで描かれるわけですがなんと本編のほとんどが回想シーンになっています。それに加えて回想シーンが本当に過去のものであるかも不確かであり、例えるなら近年ではジョーカーのようなラストで幕を終えます。おいおい、結末を言っていいのかと思うかもしれませんが、4時間を観た人でしか味わうことのできない最後なのです。ぜひ見てください。一番のおすすめです。

音楽はエンニオ・モリコーネが担当しており、大変すばらしいです。

 

babel1107.hatenadiary.jp

 

最後に

近年のギャング映画も素晴らしいものが多いですが、昔の味というのは再現では生まれないものだと思っています。時代はいつか失われますが、映像として残ったものは半ば語り継がれれば永遠に残ります。どんどん観ていきましょう。